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ステキな人元気な人
逗子社協広報さくら貝にて隔月掲載している人紹介のコーナーです。






   ソーシャライザー
   石川美枝子さん



ステキな人元気な人30   
聴導犬を育てるソーシャライザー
石川 美枝子さん(小坪在住)


愛犬を亡くしたことがきっかけで
 ソーシャライザーとは、聴導犬候補の子犬を育てるボランティア。「ずっと犬と一緒の生活を送ってきました。犬がいない生活は寂しくて」と話す石川さん。ソーシャライザーになったのは、飼っていた愛犬を亡くしてまもなくのこと、ある記事を読み日本聴導犬協会での取り組みを知ったことから。
 活動を始めて3年「聴導犬についてあまり知られていないしボランティアも足りていない。ぜひこの活動を多くの人に知っていただき、協力してくださる方を増やしていきたい。」と今の思いを話す。

聴導犬が育つまで
 訓練をすればどの犬もが聴導犬になれるというわけではない。「訓練犬や聴導犬になれなかった犬は家庭犬として一般家庭に引き取っていただきます。その引き取り手の数が少なくて…」
 聴導犬候補の子犬をソーシャライザーが預かり、育てていく過程の中で聴導犬の気質があるかどうかを見ていき、気質が見込まれれば初めて専門家の元での訓練が始まる。しかし訓練を受けても6頭中1頭ぐらいの割合でしか聴導犬にはなれない。この現実が「活動を知ってほしい」という石川さんの思いの原点だ。

ともかく犬が好き!
 「子犬を預かり育てる時、絶対に叱ってはいけないんです。犬は、1度叱ってしまうと叱らないと言うことを聞かなくなってしまいます。苦手な事をさせるときには、ごほうびの食べ物を与えながらするなど、好きな事に意識を向けるといいですよ」などなど、たくさんの知識を持っている石川さん。「訓練をしていた犬が聴導犬になったと聞いた時はやはり嬉しいです。一方、家庭犬になった犬たちの行き先が決まった時はとてもほっとします。候補になった犬たちは、人間の側で生活するように育てられているので、落ち着いていて穏やかな犬が多いんです」とのこと。話を聞いていて石川さんの犬への愛情が伝わってきた。

捨て犬から聴導犬へ
 取材をしていて驚いたのは、盲導犬とは違い、聴導犬は主に捨てられた犬を保健所などから引き取り訓練していくことが多いということ。動物愛護にも力を入れているのが理由の一つ。聴導犬育成で助かる命がある!この記事を読んで少しでもこの活動に協力してくださる方が増えることを願います。
(C・U)