逗子市社会福祉協議会
アイアイガイドボランティア


「EYE」
 〈視覚障害者誘導講習会〉を社協が開催したのが1997年。受講生がボランティアグループを同年10月に発足させ、当時のメンバーがいまも変わらず活動している。「第九コンサート」に参加する視覚障害者20名を旧逗子体育館に練習日や本番に誘導したのが最初の活動だった。赤十字奉仕団ですでにガイドをしていたTさんを核に訓練を重ね、電車・バスに一人で乗るには不安な当事者と七沢リハビリセンターや横浜ライトセンターへかなりの頻度で通った。


「会い」
 研修会でメンバーも増え現在の18名近くになった99年5月、大イベント「遠足」を企画。くりはま花の国で40人がポピーの香りを楽しんだ。同じ視覚障害者応援グループの「点訳奉仕会」「録音ボラやまばとの会」の三者のいい関係ができ上がったのもこのころ。やまばとの会員にまわりの様子を手に取るように説明してもらい、花を手で触りみんな違う手触りであることを発見した。目の見える人達にとっても新しい出会いと喜びがあった。見えない人はガイドが説明するまわりの様子を卓抜な想像力で的確に捉えられる。説明を受け、あたりの景色を再現すると、まるで見えているようだとそばにいる人は驚き感嘆する。以来、このグループと障害者とは年1回アイアイが企画する遠足に参加。評判を聞きつけて、横浜から参加する人もいる。鎌倉源氏山・八景島・猿島・金沢自然動物園を経て、今年は「三渓園」5月25日に決まった。
(詳しくはインフォメーション参照)


「愛」
 6月に落成する「文化プラザ」さざなみホールで11月19日「コンサート」を開くことになった。どんなコンサートにするか、当日はもちろんだが、企画のプロセスも皆でたのしめたら…と思っている。誘導がガイドヘルパーに移行する流れの中にあって、「ボランティア」でなければできないことを追い求めたいという。小・中・高の福祉教育部門・イベント企画しかり…ボランティアとしての力量が発揮できる場面にちがいない。


(取材 A・T)

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