ファンタージーの世界へ 影ぼっこ
活動 20年目
「アニメのように常に動きのあるものではなく、敢えて動きのない影絵で物語を表現したいと思ったんです」同じ幼稚園にお子さんを通わせていたお母さんたちの有志「影ぼっこ」が、幼稚園や児童館や図書館、時には老人ホームからの依頼で影絵を上演し始めて来年で20年になる。メンバーは現在10名。週1回、集まれる人が集まり活動している。
影絵のできるまで
まず物語に合わせた下絵を描く。絵を描けるメンバーは3名。それぞれの絵に持ち味があり、物語によって雰囲気が違うのも見所のひとつである。次にその下絵を写した紺色の画用紙を、カッターナイフで丁寧に切り抜いていく。非常に細かく繊細な作業で、仕上がった絵は思わず見入ってしまうほど美しい。絵がすべてできたら語りを入れ、音楽を選ぶ。「ボランティアだからといって、決して妥協はしません。気になるところは納得するまで試行錯誤します」何度もリハーサルをして、やっと10〜15分の1作品ができあがるのだそうだ。1年に1作品ほどのペースで大切に作り上げた物語が、今では20作品近くになった。最初に作ったのは「さるかに」。その作品は今でも一番人気があり、「影ぼっこ」の定番となっている。
物語を楽しむ
ボランティアで活動していることについて伺うと、「自己満足みたいなものです。私たち自身が一番楽しんでいるんですよ。ただ、影絵を観る方に本を読むことの楽しさが伝わればいいなと思っています」とのこと。メンバーも皆、大の本好きで、集まるたびに本の貸し借りをするそうだ。実際、本当に楽しそうに作業をしている姿が印象的だった。「影絵に必要な機材を置くスペースがあって、暗くできる場所ならどこへでも行って上演したいと思っています」という言葉に、自己満足以上の心意気を感じた。 (R・I)
メンバー募集中
影ぼっこのメンバーになりたい!そう思った方はぜひ連絡を。お待ちしています!
問い合せ 岩瀬 TEL:873-3181
おとぎ話のひと場面より

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