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| 送迎ボランティア(個人) | ||
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80歳を超し、アパートの2階で2人だけで暮らす姉妹の姉上が健康診断に行くことになった。以前救急者を呼んで注意されたため、何とか二階からおろして病院に連れて行って欲しい、という依頼である。体力のあるボランティアが姉上をおぶって細い階段を下りた。リッキー号で病院へ。そしてまた二階へ。無事診療もすんだ数ヵ月後、妹さんから丁寧な電話が入った。 「姉が亡くなりました。ボランティアさんが親切におぶってくださったことをありがたい、ありがたい、と最後まで言い通しでした…」 大船の病院に通院の女性は、長いことタクシーで通っていた。家までの急で細い坂道をタクシーは上がってくれない。下りたり上ったりは死んでしまうかと思うほど痛い体にこたえる。玄関先に横付けされるリッキーに乗るようになって、天にも昇る心地である。 「ほんとにうれしいのよ」 ボランティアの自家用車をつかわさせてもらうこともある。車高が高い車のボラさんが対象者に合わせて踏み台を作った。久しぶりに弟の墓参りができた。生きているうちにもう一度行きたかった江の島にも行かれた。 「よかったよ!」 小学校からの依頼も時々ある。肢体不自由児学級などの遠足や見学がそれ。茅ヶ崎文化会館・久里浜花の国・八景島・みなとみらいに付き合った。 「もうホント助かって…ボランティアさんとも楽しくお話できて…子ども達とも遊んでいただいて…」先生の声が明るい。 「リッキー号の騎士たち」と呼びたくなる彼らは車の運転だけにとどまらない。 狭い車の空間に1時間から2時間の時を共有すれば人情も湧き、信頼関係もおのずと築ける。 「ひさしぶりでしたね〜!」 「今日もよろしくお願いします。」 <満足感>自分が助け手になれた。感謝された。心が触れ合う瞬間があった。重度脳性麻痺の中学生成就が迎えに行くとニコッと笑ってくれた。それだけで満足。 車の運転というリスク、危機管理は常にボランティアに課せられる。それでも活動を続けるのは、…その満足感の三文字で十分だ。 騎士達を乗せたリッキー号はペガサスにも似て、今日も翔ける。 活動紹介トップへ |
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